ひどい暴行を受けて雨の中放心状態になってる女の子
大学の帰り道

時間は22:30

男「うわ~・・・ゲリラ豪雨ってやつだな・・・」

土砂降りの雨の中コンビニで買ったビニール傘をさしながら帰路についていた

ブロロロロロ・・・

バシャッ!!

車が水たまりの水を俺に引っ掛けて去って行く

男「ちっ・・・!まぁ、この天候じゃしょうがないか・・・」

すれ違う通行人もみんな早足でお互い無関心だ

その中で水を盛大にかぶった俺だけ堂々と雨の中を歩いていた

男「もう雨なんざ関係ないな・・・」

ザー・・・

前から自分と同じように傘もささずに歩いている猛者がいた

男「やるなぁ・・・まだ小さい女の子なのに」

とぼとぼと今にも転びそうな足取りで雨の中を歩いている

ドンッ

バシャッ

すれ違ったサラリーマンに肩がぶつかって女の子が倒れた

サラリーマン「・・・・・」

サラリーマンは何事も無かったように歩き去った

男「ひっでぇ・・・」

なんだか同志がやられたような気がして俺は駆け寄った

男「大丈夫か?」

女の子「・・・・・」

ザー・・・・

何か言ったのか雨音で聞き取れない

ただ・・・女の子の顔はこの世の全てに絶望したようにやつれていた


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