俺は会社のしがない事務員。多少実績があったので、今は中小企業の係長的な役職。
でも事務員みたいなもん。(笑)
永井はバリバリの営業。イケメン、さわやか。
永井とは前の会社からの仲間。前の会社が潰れてしまったので、2人で路頭に迷っていると、今の会社の社長と飲み屋で意気投合。なぜか働くことにw
それがもう6年ぐらい前の話。永井は女にモテるが、あまり興味がない。
彼女の希美ちゃんとももう2年ぐらいになるが、セックスがめんどくさいらしい。
俺は美香とは3年目。美香は違う会社で事務職。特別美人というわけではないが、色が白くて可愛かった。
永井から強引に誘われた合コンで美香と出会う。お互いにあまりしゃべらなかったが、なぜかお互いに好印象。(笑)
なんか知らないがトントン拍子に付き合うことに。
合コンには希美ちゃんもいた。希美ちゃんと美香も同じ会社。まあ紆余曲折あって美香ちゃんと永井が付き合うことに。
先日、永井の彼女の希美ちゃんから連絡があった。
「中村君、最近彼女とどうなの?」みたいな話から始まって、話も長くなりそうなのでじゃあ、喫茶店で合おうか・・・ということになった。
希美ちゃん、相変わらずスタイルはいい。
出るとこも出てて、推定Eカップ。夏はいつも露出の高い服装で、目のやり場に困る。
永井と希美ちゃんも、希美ちゃんのものっすごいプッシュで永井が落ちた。(笑)
それぐらいアグレッシブな彼女だった。
喫茶店でダラダラといつものように雑談をしていると、希美ちゃんが
「美香、この間うちに遊びに来たのは知ってるよね。」
俺「うん、まあ、電話したしな」
希美「ごめんね~なんか彼氏と2人だと最近楽しくなくって」
俺「永井も忙しいから、なかなか時間がないだろ」
希美「そうなんだよね~最近エッチも淡泊で」
俺「ブッ!昼間からそういう話するかねえ」
まあこの子はそういう話もすごいオープンだし、昔は○○したとかカラオケボックスで・・・なんていう赤裸々すぎる話をしてくる。永井も若いときは遊んでかなりやんちゃしてたのは知ってるので時々突っ込みを入れながら漫才の
ように聞いてる。
まあこのカップルはそれでいいんだろう。
希美「でさー、彼も帰ってきたからうちに呼んで3人で飲んだんだ、夜遅かったけど」
それは聞いてた。電話したとき美香も飲んでたようだった。
美香はよく希美ちゃんの部屋に遊びに行く。希美ちゃんも美香の部屋に遊びに来るらしい。
とはいっても大体がお互いのうちに遊びに行って飲んで帰る、みたいな感じで
たまに彼氏がいて、3人で飲んで話して・・・みたいで普通だった。
まあいつものことでなんか希美と永井がイチャイチャし始めたからなんだかなあ・・・みたいなことは言ってたなあ。
そのあと電話を切ったから3人とも酔って寝たんだろう。
希美「でね、その後なんだけど・・・」希美が意地悪そうな目をしてこっちを見た。
俺は本能的になんか嫌な話の気がした。
希美「まあ、永井も美香も覚えてないと思うけど」
と希美ちゃんは携帯をいじりだした。しばらくして、ニヤッと笑い、
こっちに渡した。いつも希美ちゃんは携帯にはヘッドホンをつけて音楽を聴いてたのでそのまま。
希美「これ、なんでしょう」
携帯は動画再生の再生ボタンが出ている画面だった。
なんだよ、また酔っぱらいの動画かよ・・・
希美ちゃんは時々携帯で酔っぱらって美香と2人で飲んでる所を撮って
見せてくれる。たわいもない話や顔に落書きしたり、バカやってるのがほとんどだが、
たまーにお宝ともいえる2人とも下着姿やほぼ半裸の動画を見せられる。
そういうときはちょっとだけ興奮してラッキーと思う。永井にはそういう動画とかは見せないんだそうだ。
ま、見てみるかと再生ボタンを押した。
希美「ヘッドホン付けて」
まあ、喫茶店だし声がもれても迷惑だからな。
ヘッドホンを付けると、なんかアアッとため息のような声がした。
??なんだ?
画面を見てみると、そこには衝撃の光景があった。
希美ちゃんが撮っているのか、指が隅っこに映っている動画。
その画面の先に、希美ちゃんの部屋の大きめのベッドで、生まれたままの姿の美香が、ごつい男の指にアソコをクチュクチュといじられているアップの動画が・・・
男はどう見ても永井だ。
心臓がものすごい早鐘のように鳴りだした。
なんだこれは。なんだこれは。
でも、震える手で停止ボタンを押すのはためらわれた。この先、見てはいけない、でも見てみたい、その欲求には逆らえなかった。