はじめまして、これから私が体験した異常な出来事をみなさんにお伝えしたいと思います。私は、都内に住む30代前半の平凡?なOLです。

容姿にはそれほど自信はありませんが、特に男性から敬遠されるような顔かたちではないと思います。しかし、三十路をすぎたいままで、恋愛らしい恋愛もせずになんとなくここまできてしまいました。

友達はみんな結婚・出産と、女としての人生を無事送っていますが、

私はヘンなプライドと理想の高さから、この歳を迎えてしまいました。

しかし、耳年増という言葉があるように、歳相応の性の知識は持ち合わせているつもりでした。

それが あんな経験をするなんて・・・。

 私は男性経験が乏しいせいで、ある片寄った性癖を持ち合わせていました。

それは、男性の性器そのものに異常に興味があるということです。

特に、男性がマスターベーションをしているところや、男性自身が勃起しているところを直に見てみたい!

という衝動に駆られてしまう時があります。

実際に、以前公園にある公衆便所の男性用の個室に隠れて、男の人が用を足しにきたところを覗き見たことがあります。

しかし、そんなことでは到底わたしの欲求を満足させることはできませんでした。

若ければ風俗のお店に勤めればすぐ済むことでしょうが、私の歳では・・、それにプライドもありますし。

そんなことを考え続けて思いついたというか、苦肉の策として浮かんだのが”成人映画館”いわゆるピンク映画館でした。

成人映画館ならきっと、男性達が映画を観ながら、マスターベーションに励んでいるところを覗き見る事ができる、そう考えたんです。

それがアサハカな考えだったと気が付くのは後になってからでした。

 8月も終わりに近づいた平日のある日、私は会社のお休みをとり、計画を実行することにしました。

平日を選んだのは観客が少ない方がいいのと、女性が成人映画館に一人で入るのを他の人たちにあまり見られたくなかったからです。

私が向かった映画館は上野にあるオークラ劇場でした。

平日の昼間であり、忍ばず池側から入る事により人目に触れずに入館することができました。

この映画館は女装の男性が出入りするというウワサを聞いていたので、

チケットを渡す時にも館の人に白い目で見られることもありませんでした。

初めて入る成人映画館にドキドキしていたのを覚えています。

2階席を選んだのは、そのほうが人も少ないだろうと思ったからです。

さすがに男性のための映画館ということで館内は汚らしくナンカ変なにおいが立ち込めていた気がしました。

この日の私のいでたちは、黒のサマーセーターに黒のタイトスカートと

全身黒ずくめの格好で、場内でも目立たないようにとしていました。

扉を開けて場内に入ると、スクリーンいっぱいに男と女が交わりあっているシーンが目に飛び込んできました。

そして、目を凝らして場内を見回すと7~8人の観客がいるのがわかりました。

私はさっそく好みの男性を後姿から探し出し、見つけるとそっと音もなく斜め後ろの席に腰を下ろしました。

男性は後ろから二列目の席に座っており、30代後半といった感じでした。

前の席と間隔が離れているので身をのり出さないと様子を窺うことはできませんでしたが、

あきらかに男性の肩の動きは、自分のものをしごいているようでした。

私は他の客に気づかれないように、さりげなく身を前にのり出し男性の行為を見ることができました。

初めて見る男性のその行為は、まるで別の生き物をおなかの上に乗せ、

いとおしむかのように手首を動かしては、いろいろな速度で刺激を楽しんでるかのように見えました。

興奮して見入っている私は、急に人の視線を感じそちらに目をやると、男性客が私をいぶかしげに見つめていました。

私は姿勢を正し、そ知らぬ顔でスクリーンの方を見ました。

しばらくして、私を見ていた男性客が席をたったので再び、前の席の男性の行為を見ることに興じました。

いよいよ映画のクライマックスシーンとなり、男性の手の動きもリズミカルとなり、発射の瞬間を迎えているのがわかりました。

足が硬直し、男性自身を前に傾けたかと思うと、激しい手の動きとともに、

数回に分けて白い液が前に飛び散るのがわかりました。

気が付くと私はスカートの上から股間をおさえていました。





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